今朝のブログは、丸上の顧問弁護士でもある三谷淳さんが書かれた「最高の結果を出す 目標達成の全技術」という本を紹介します。

三谷さんの弁護士事務所は国内でトップクラスの顧問契約数を誇りますが、現在では税理士法人やコンサルティング会社を立ち上げ、次々に目標を達成しています。この本には体系化された目標達成メソッドが書かれていますが、やっぱり教えてもらうなら、いつも成長して実績を残している方の実体験が一番だと思います。

この本を読んで心がけていることは、「自分や会社が常にストレッチゾーンにいるか?」ということです。

コンフォートゾーンというのは安心に感じる行動エリア、快適に感じる行動パターンです。一方ストレッチゾーンというのは、このコンフォートゾーンを一歩出た状態です。さらに外に出るとパニックゾーンに入り人は文字通りパニックに陥るそうで、継続して成長していくには常にストレッチゾーンに身を置く必要があります。

ただ、人間には変化することにより利益が得られる可能性があっても、変化を恐れて行動を起こさない習性があり、これを現状維持バイアスと呼び、新たな目標達成の最大の敵となります。この本には、この現状維持バイアスを理解した上で、どのような考えをすべきかがわかりやすく書いてあります。

また、最後の章では「チームで目標を達成するためのリーダーの心得」も書いてあります。やっぱり一人で達成することには限界があり、より大きなことを実現するためには、多くの人に夢に参加してもらう必要があるので、とても勉強になりました。

オススメの一冊です。