アイリスオーヤマ会長の大山健太郎さんが書かれた、「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」という本を読みました。様々な困難を乗り越えて素晴らしい組織を作った本人だからこそ書ける、とても深い内容に衝撃を覚えました。

アイリスオーヤマはコロナ下でマスクを大量生産し、マスクの出荷数は国内トップシェアになったそうです。この本を読むと、それはたまたまできたのではなく、常にビジネスチャンス優先の経営をされていたからだとよくわかります。

このような会社に育て上げたのは、オイルショックで会社を潰しかけた大変な経験があるからだそうです。

現代は簡単に経営戦略が語られますが、大山さんが自分で考え、実践した経営方針は一般的な解とは異なります。経営者としての信念の大切さを感じることができました。とてもおすすめの良書です。