永松茂久さんの「在り方」を読みました。率直な感想として「在り方」という言葉は2020年代のキーワードになると感じました。

本の中で一番僕が共感したのは、”王道”という考え方でした。最近のビジネスではエッジを効かせることに重きを置かれていますが、エッジとは「端っこ」という意味で、端っこで曲芸をやっているような状態なのかもしれません。

一方、真ん中の道が”王道”と呼ばれる道です。但し王道を歩くには努力をし続けなければいけないというルールがあるそうです。

常に王道の在り方を貫いていること。自分のスタイルに忠実であること。こざかしいやり方を自分自身に禁止していること。そして努力から逃げていないこと。がとても大切です。

日本橋丸上は非常に愚直な会社だと思いますが、どんな時もたゆまぬ努力をして、呉服問屋の王道を歩いて行きたいと思いました。

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