来期の丸上の改善課題のひとつに、適切な自己表現、アサーションを取り入れていくことを掲げました。そこで今回、『よくわかる アサーション 自分の気持ちの伝え方』という本を読んでみました。
来期から新たに立ち上げる人財営業支援室は、営業を支援する部門であると同時に、「人」にしっかり向き合う役割を担います。その中で、どうしても避けて通れないのが、自分の考えや気持ちを、どう伝えるかというテーマです。
正直に言えば、丸上には「意見がない」わけではありません。むしろ、現場にはたくさんの考えや工夫、問題意識があります。ただ、それが適切な形で表現されていない場面があると感じています。
この本で繰り返し書かれているのは、アサーションとは「強く主張すること」でも、「我慢すること」でもない、という点です。自分の意見を大切にしながら、同時に相手の価値観も尊重する。そのバランスの中で、より良い着地点を探していく考え方です。
これからの時代、企業が生き残るためには、お客様に価値あるアイデアを出し、それを実践していく力が必要です。その土台になるのが、社員同士が自由に意見を出し合い、建設的な議論ができる環境だと思っています。
そのためには、
・自分の考えを言葉にする力
・相手の意見を受け止める姿勢
この両方が欠かせません。
アサーションは、社内だけの話ではありません。僕は今後、お客様や仕入先様とも、この考え方を共有していきたいと考えています。
和装業界は、今後さらに人手不足が進むと思われます。だからこそ、曖昧な伝え方や遠慮だけの関係ではなく、お互いの価値観を明確にし、双方にメリットのある形をつくっていくことが重要になります。
人財営業支援室を中心に、丸上として「自分の意見をきちんと伝え、相手の考えも尊重し、より良い解決策を見つけ出す。」そんな文化を少しずつ育てていきたいと思います。

