いつもありがとうございます。日本橋丸上三代目の上達功です。5月に入って新緑がまぶしい季節になりました。浅草台東館にて開催しました”呉選会”に、たくさんのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。会期中の5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の扱いも5類に変更され、いよいよ本格的なアフターコロナがはじまりました。久しぶりに東京にお越しいただいたお客様も多く、明るい兆しが見えました。“特別な呉選会”と銘打って社員一同で頑張ってきた甲斐がありました。内閣府が発表した国民経済計算の速報によると、コロナ禍での制限によって消費に回せなかった“強制貯蓄”と呼ばれるお金が日本にはなんと70兆円もあるそうです。ゴールデンウィークの各地の賑わいなんかを見ていると、これからリベンジ消費が期待できそうです。ただ、お金の使い方の決定権は100パーセント消費者が持っているので、他の業界に負けないよう、みんなで一丸となって着物の魅力を知ってもらえるよう頑張りたいです。
そんなことを考えていましたら、元フジテレビアナウンサーの近藤サトさんのYouTubeチャンネル”サト読ム”の取材が丸上に来ました。今回は着物業界での問屋の役割を説明しました。丸上には一般消費者は入場できないことを説明しましたので、潜入っぽい感じで編集してくれることを期待しています。YouTubeなので、簡単な撮影かと思いましたが、プロの制作会社が入っているので、事前打ち合わせを丁寧に実施しました。また、当日はスタッフが10名ほど来て、ピンマイクを付けて本格的な撮影でした。このYouTubeチャンネルははじめの頃は、近藤サトさんが名作小説を朗読する企画だったそうですが、再生回数が伸びなかったそうです。そこで、ご本人の好きな着物の発信をしたらバズったので、“近藤サトの着物バラエティ サト読ム”になったそうです。やっぱり着物に興味がある人はたくさんいるんですね。5月中旬に公開予定ですので、是非ご覧になってください。公開後はこちらからご覧になれます→ 近藤サトの着物バラエティ「サト読ム。」
5月30日（火）より準備、31日(水)、6月1日(木)、2日(金)と京都パルスプラザにて、ウライ様、和光様と日本橋丸上で2回目の水無月合同祭を開催します。ここで頑張っていい流れを作っていきたいです。京都の横綱2社と一緒に催事ができることは嬉しいのですが、今年もすごいプレッシャーです。是非会場にお越しいただき、日本橋丸上を応援してください！何卒よろしくお願いいたします。
上達 功
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