小阪裕司さんが書かれた”「顧客消滅時代」のマーケティング”を読みました。東京の3回目の緊急事態宣言が20日にも解除される見通しですが、思い起こせば昨年の最初の緊急事態宣言の時は、新型コロナウイルスという未知の脅威との戦いで、ほとんどの人が出歩かず、リアルビジネスではまさに、顧客が消滅した時期がありました。

それから1年以上が経過していますが、この本には「コロナ不況」のはずなのに成果を出し続けている企業の事例を紹介しています。また、これからの時代は「心が豊かになる商品」か「生活必需品」しか売れないそうです。僕たちの商売はどうすればエンドユーザーの心を豊かにできるかを考えて取り組んでいく必要があります。

本書では呉服店様の事例も2社掲載されておりますので、ご興味がある方は是非読んでみてください。