山口周さんの「ニュータイプの時代」読みました。ニュータイプといえば、僕ら世代はガンダムのアムロ・レイですが、この本ではこれからの時代に活躍する人物という意味で使われています。

僕たちはすでに必要とされている、ありとあらゆるモノを手に入れる時代に生きているのに、欠落感を抱えながら生きています。これは「モノが過剰で、意味が希少な時代」ということです。これからはあらゆるものに意味を与えられるニュータイプが求められます。

また、「モノの過剰化」は「問題の希少化」という事態を生み出しています。これまでは「不満・不便・不安」を解決することで富が生まれました。しかし、ありとあらゆるモノが過剰に溢れかえることで、「問題」が希少化するので、これからは問題の「発見能力」が価値を生みます。

読めば読むほど深い内容ですが、わかりやすい表現で読みやすい本でした。また、次に時代に必要な能力や考え方を勉強できました。

そんな山口さんも登壇する第2回1000年ブランド祭りが明後日11月1日(日)に開催されます。僕も参加しますが、この内容は呉服業界の経営者には意味があると考えてます。ご興味のある方は下記サイトをご覧ください。

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