先日飛行機での移動中に、機内サービスで文房具屋さんの銀座伊東屋さんを特集した”カンブリア宮殿”を見ました。

今のようにネットが普及した時代に、文房具屋さんはどのような戦略を立ててるのかと興味深く拝見しました。

最近本店の銀座店を改装したそうですが、売場を「時間を過ごせる空間にする。」をコンセプトとして作られたそうです。その為に手紙を書くスポットを用意して、そのまま投函できたり、全てのペンの試し書きをできるようにしました。

「そうすると、買わないのに長居するお客さんがでるんじゃないですか?」という質問に対しては、

「今は買わない人ばっかりです。」との答え。

「単にモノを買うだけであれば、ネットが一番便利。」ということを前提に店作りをしているのがすごいですね。

また、改装前15万店の商品を扱っていたのを、4万店に減らしたそうです。

「お客様との出会いがない商品は売れない。こちらで厳選した商品をお客様と出会ってもらう展示方法をするようにしています。」

とのことです。呉服の店舗でも参考になる考え方かなと思いました。今度一度銀座のお店に行ってみたいと思います。