最近商売をしていて、本当に準備の大切さを感じるようになりました。

今のようにモノが売れない時代で、消費者の方の目が厳しい時代になると、たまたま売れないことはあっても、たまたま売れることは本当になくなってきているのではないでしょうか?そうなってくると、消費者の方の満足を考えて、準備を怠らずにしていかないとうまくいきません。

例えば、丸上でお手伝いさせていただく催事にしても、事前にお客様と営業担当者、商品部が綿密に打合せをして、商品選定からリスク負担までしっかり話し込んだものはいい結果が出ています。また、そのような催事の場合たまたまうまくいかなかったときも、改善箇所を明確に見つける事ができ、次につなげることができます。一方意思がなく、とりあえずやってみた催事は、うまくいかないケースが多いですし、何が悪かったかもわからない事もあります。

あと、最近はパックで行くような、問屋主導の催事が厳しくなっているように思います。同じ商品を扱うにしても、やはりお店のブランドや、店主の思いといったものを入れて個性を出さないとうまくいかないようになってきています。いまこそ小売店様と問屋のチームワークを結束させないといけないですね。

そのような状況ですから、やっぱり丸上としては営業担当者のレベルを上げて、お客様と様々な事を相談できる人間関係を築くことからやっていかないとと思います。1を伝えれば10わかるような人間に相談したいですもんね。この場合の能力は、パーソナルスキルに加えて様々な情報や経験も必要になると思います。非常に難しいことですが、時間をかけてでも実行する必要があると思っています。

遠回りと思うような事が、実は近道だったりもすると考え頑張ってみます。