先日8年ほど前に退社した元社員からFacebookの友達申請が来ました。もちろんすぐに承認して、チャットで少し会話しました。懐かしいものです。こういったツールがあると、以前より交流のハードルが下がりますよね。

僕は彼が退社するときに、このような会話をして後悔しています。

「僕のこれからの30年を保証してくれますか?」と聞かれ、

「そんな事分からないから、みんな頑張るんだろ。」と自分の責任を逃れる発言をしまいました。

確か取締役になった直後くらいだとは思いますが、今思うと本当に経営者になり切れてなかったなぁと反省してしまいます。

経営者として人を採用する以上、雇用を継続する覚悟がなければ人は去って行きます。この時の反省から、今僕は人を採用する時は生涯賃金を考え、億単位の投資と思って挑むようにしています。このようにすると面接が真剣になりますし、そのうえで採用した社員に責任を持つ事ができます。

この経験から考え方を変えた結果、社員の離職率はだいぶ改善したように思います。口に出しては何も言ってませんが、伝わるのだと思います。