実は昨年、表千家に入門しました。そして先日、人生初の「初釜」に参加する機会をいただきました。初釜とは、新年を祝う茶道の行事であり、僕にとっては新しい挑戦です。

茶道を学び始めて感じたこと。それは、50歳を迎えようとする今でも、まだまだ知らないことがたくさんあるという事実です。そして、知らないことを知る楽しさを改めて実感しています。茶道には、日常生活では味わえない特別な時間があります。スマホも時計もない空間で、炭火で沸かされるお湯の音を耳にすると、心が落ち着き、リラックスできます。

さらに、先生の教養と哲学は実に深く、学ぶことが尽きません。そして、先輩方の温かい人柄や丁寧な所作にも感銘を受けています。まだまだ初心者で、何もできない状態ですが、正座の耐久時間だけは少しずつ伸びてきました(笑)。