4月に入ってから、丸上は忙しい毎日が続いています。
僕自身も、先日の十日町きものフェスタへの参加やお客様のパーティーへの出席に加え、引っ越しの計画、新卒採用など、さまざまなことが同時に進んでいます。ひとつひとつが大事な仕事ですが、こういう時期はどうしても目の前のことに追われやすくなります。
会社全体で見ても、今週末には国内最大級のきものイベントである東京キモノショーが控えていますし、5月には浅草台東館での「呉選会」、6月には京都パルスプラザでの「水無月合同祭」と、大きな催事が続いていきます。その準備やお客様への勧誘も本格化していますし、春はお客様の展示会のお手伝いも増える時期です。まさに、次から次へとやるべきことが出てくる毎日です。
ただ、こういうときこそ意識しなければいけないのが、「第二領域」の仕事だと思っています。第二領域とは、言い換えれば「重要だけれど緊急ではないこと」です。
忙しいと、人はどうしても緊急の仕事に引っ張られます。急ぎの連絡、目の前の準備、直近の対応。もちろんそれらをきちんとこなすことは大前提です。しかし、それだけで一日一日が終わっていくと、会社はなかなか変わっていきません。
本当に会社を良くしていくのは、実はこうした第二領域の仕事です。
たとえば、採用の仕組みを見直すこと。
社員教育を充実させること。
日々の業務を改善し、生産性を高めること。
催事の準備や勧誘のやり方を振り返り、次につながる形に変えていくこと。
引っ越しの計画も、ただ移るだけではなく、今後の働き方や会社のあり方を見直す機会にすることが大切です。
こうしたことは、今すぐやらなくても困らないように見えるかもしれません。けれど、後回しにすればするほど、将来の差になって表れてきます。逆に言えば、忙しいときでもそこに少しずつ手をつけられる会社は、確実に前に進んでいけるのだと思います。
忙しい、忙しいと言いながら、ただ目の前の作業をこなしているだけでは、お客様に今まで以上に役立つ仕事はできません。変化も改善も、意識して時間を使わなければ生まれないからです。
だからこそ、今のような時期ほど、自分たちは本当に大事なことに時間を使えているかを振り返る必要があります。日々の業務に追われる中でも、時間の使い方を見直しながら、重要だけれど緊急ではない仕事にしっかり取り組んでいきたいと思います。
忙しい時期はまだ続きますが、ただこなすだけで終わらせず、未来の丸上につながる改善を一つずつ積み重ねていきます。

