昨日は、お客様の創業80周年のパーティーに出席するため、仙台へ日帰り出張でした。
行きの新幹線の中で、ふと気になったことがありました。今から80年前、東京と仙台を移動するにはどのくらいの時間がかかったのだろうか、ということです。調べてみると、1946年頃は上野駅から東北本線の急行列車に乗るのが主流で、片道で7時間38分かかっていたそうです。今では新幹線であっという間に着いてしまいますが、当時は8時間近くかかる大移動でした。
ひとことで80年と言っても、世の中の仕組みや技術はものすごいスピードで変化してきたのだと実感します。ですが、その一方でまったく変わっていないものがあることにも気づかされました。
それは、お客様を大切にする気持ちや、着物が大好きだという純粋な思いです。今回80周年を迎えられたお客様も、そうした変わらぬ思いを胸に、毎日を地道に頑張ってこられたからこそ、この素晴らしい日を迎えられたのだと思います。そして、装いを楽しむ人の心も昔から変わっていません。
昨日のパーティーでは、皆様が本当に素晴らしいお着物姿でご参加されていました。着物という文化が繋いでくれたご縁によって、皆様と同じ空間を共有できたことを、僕自身とても幸せに感じました。丸上としても、時代の変化には柔軟に対応しながらも、着物への思いや人を大切にする心はずっと守り続けていきたいと改めて思いました。

