僕がアメフトをしていたのは、かれこれ四半世紀前になります。今でもあの頃のチームメイトや試合の熱気を懐かしく思い出します。

僕もつい最近まで理解していなかったのですが、今年から全日本大学選手権のトーナメント方式が大きく変更され、関東・関西の各リーグ上位校が全国の他地区校と直接対戦する新たな仕組みが導入されました。関東と関西からそれぞれ多くのチームが全国の頂点を目指して挑戦できる機会が増え、学生たちにとっても大きなモチベーションになるのではないかと期待しています。

しかし、長らく続いてきた「西高東低」の構図も忘れてはなりません。関西の強豪校たちはこの数年、関東勢に手強い壁として立ちはだかり、苦しい思いをさせられてきました。そして、今大会のルール変更により、甲子園ボウルが関西勢同士の対決となる可能性も出てきたのです。

だからこそ、関東のチームには是非とも奮起してほしい。法政大学、早稲田大学、慶応大学には、関東代表として関西勢に立ち向かい、甲子園ボウルの決勝へと駒を進めてほしいと願っています。

今年の全日本大学選手権がどんなドラマを生むのか、今から楽しみです。