11月6日に本場大島紬織物協同組合の100周年パーティーに出席してきました。ひと言で100年と言ってもすごいことですよね。写真は会場の城山観光ホテルからの桜島の眺めです。
パーティーは500名ほどの出席者で非常に盛会でした。大手の小売店様や各問屋も社長クラスがずらりと出席していました。窪田理事長の挨拶からスタートです。
さすが、鹿児島での鏡開きは日本酒ではなく、なんと焼酎。この日も美味しい焼酎をたくさんいただきました。
タレントの宮崎緑さんや、紺野美沙子さんも出席されていました。そして、今年の大島紬大使として、北京オリンピック水泳メドレーリレー銅メダリストの宮下純一さんが任命されました。
また、大島紬のファッションショーも開催されました。かなり入念な準備がされていてとても楽しいショーでした。
大島紬は、昭和49年に成立した「伝統的工芸品産業の振興に関する法案」の第一回目の審査で伝統的工芸品の指定を受けた、間違いなく日本最高の織物のひとつです。鹿児島県も様々な応援をしてくださっていますが、この5年間で生産が半減した結果、現在の月産は縦横でおよそ300反だそうです。そして、今のままでは今後5年間でさらに半減する見込みとのこと。本当に素晴らしい商品なので、どうにかもっと生産できるようにしたいものです。
最後は、パーティーに参加した時の僕の着物で、非常に珍しい割込の大島紬アンサンブルです。恐らく僕が持っている着物では一番手が込んでます。いかがですか?
日本橋丸上が創立100周年になる頃は、僕は75歳です。それまで元気に頑張りたいものです。