昨日は取材の同行で品川区にある藤山工房を訪問しました。今回の取材のメインは藤山千春さんの長女の藤山優子さんです。

東京都にありながら、藍甕があったり、矢車附子や茜などの草木も見ることができて、都会にいることを忘れてしまう空間です。

印象的だったのは、草木染めでは様々な条件で同じ色は出せないから、そのことを理解して取り組むことで、想像以上の作品ができるというお話でした。また、経糸の絣の苦労話を聞いて、より商品のことが好きになりました。

僕はこのところの自粛生活で社外への外出を控えておりましたが、久しぶりに工房に足を運べて、じょじょに元の生活に近づいていることを感じることができました。やっぱりものづくりの現場は素晴らしいです。