昨日はお客様が開催している”お能のワークショップ”に参加しました。能はこれまで何度か見た事はありますが、体験するのは初めてです。

初体験の感想は、”難しい”です。舞については足と手、右と左でそれぞれ違う事をやるので、全然うまく行きません。これに加えて能面を付けて狭い視界で、うたいながら一つの演目を演じるというのが、いかに技術が必要かわかりました。

恐らく沢山の練習をして、全てが自然に体が動くレベルにいく必要があるんだと感じました。そしてきっとこの域に達すると”無の境地”に入ることができるでしょう。戦国武将がいつ殺されるか分からない中で、舞った芸能の理由が少しわかった気持ちになりました。また世阿弥が言った「離見の見」についても少しだけ納得できました。

やっぱり体験してみないとわかりません。とりあえずやってみるって大切です。

講師の長谷川先生です。とっても優しく教えていただきました。