おはようございます。今朝の通勤電車でこんな広告を見かけました。

今年は白山開山1300年なんですね。紬の仕入をしていた人間としては、白山で思い出すのは”牛首紬”です。

牛首紬は石川県の日本三霊山の白山山麓、白峰村牛首で古くから織られてきた絹織物です。
紬は繭を真綿という塊にして糸を紡ぐのが一般的ですが、牛首紬は繭から直接糸を引き出す”のべ引き”という方法で行います。また緯糸には玉繭と呼ばれる二匹の蚕から作られた繭を使うのが特徴です。

生地の打ち込みがしっかりされていて、とても着心地の良い紬です。

開山1300年というのは100年に一度のチャンスなので、今年こそ牛首紬をお客様にオススメしてはいかがですか?丸上でも常時取扱いをしております。