これまでもiPadやAndroidの読み上げ機能を使って、Kindleの本を「耳で読む」という試みはしてきました。しかし、正直なところ、その使い勝手には不満を感じることが多かったです。Androidでは動作が安定せず途中で諦めてしまい、iPadでも急に読み上げが止まってしまうことがあり、どこか「無理に使っている」という感覚が拭えませんでした。
そんな中、改めてKindleの機能を調べてみたところ、2024年6月のアップデートで「アシストリーダー」という新機能が追加されていることを知りました。これほど便利な機能がすでに使えるようになっていたのに、しばらく気づかずにいたのは少しもったいなかったな、と感じています。
早速試してみましたが、なかなか良かったです。アプリ内の純正機能なので動作が非常にスムーズで、以前のように途中で止まってしまうストレスもほとんどありません。漢字の読み間違いは多少ありますが、文脈を損なうほどではなく、十分に許容できる範囲内です。
何より、「目で文字を追いながら、同時に音声で聴く」というスタイルは、学習の定着度を格段に上げてくれると実感しています。視覚と聴覚を同時に使うことで、ただ黙読するよりも内容がスッと頭に入り、深い理解につながります。おそらく今後、AIの活用がさらに進めば、読み間違いは激減して、語り口もより自然なものへと進化していくでしょう。
今の時代、SNSやYouTube、ネット記事などから手軽に情報を得ることができます。しかし、そうした断片的な情報が溢れる中だからこそ、著者の思考が体系的に整理された「書籍」は、今なお最も信頼できる情報源だと私は思っています。
これからも、新しいテクノロジーを柔軟に取り入れながら、読む形にこだわらず、良質な知識をどん欲に吸収していきたいと考えています。

