日本橋丸上では、これまでも使っていたGoogle Workspaceを上位プランに変更しました。保管できるデータ量が大きく増えた、という点もありますが、それ以上に大きいのは、AIを本格的に使える環境が整ってきたことです。

実際に使ってみると、AIの返信能力がかなり向上していることを実感します。Googleの各アプリとの連携も強化され、Meetを使ったオンラインミーティングでは、議事録の自動生成なども活用できそうです。これまで「便利そうだな」と思っていた機能が、現実的に業務で使える段階に入ってきたと感じています。

とはいえ、正直なところ、まだ機能を十分に使いこなせているわけではありません。しかもAIの進化は非常に速く、少し目を離すとすぐに新しい機能が出てきます。すべてを覚えようとするよりも、「まず使ってみる」ことを繰り返すほうが大切だと思っています。

僕のAIに対する考え方はシンプルです。AIそのものは、これからもどんどん進化していく。だからこそ、使う側が完璧なスキルを身につけようとするより、とにかく使い続けることが大事だと考えています。

もちろん、AIがすべてを代わりにやってくれるわけではありません。世の中の変化に気づき、一歩先を読んだ提案ができるのは人間です。AIは、そのための相談相手であり、壁打ちのパートナーだと思っています。

そして、企業としては、そうした活用ができる環境を整え、提供することこそが大切だと考えています。道具だけを渡すのではなく、使える状態をつくること。それが、これからの会社の役割なのかもしれません。

AIは、人の能力を何倍にも広げてくれる存在です。だからこそ、最終的な成果は「誰がどう使うか」によって大きく変わる。これからの時代は、そんな差が少しずつ、でも確実に広がっていくのだと思います。