50代になって強く感じるのは、集中力を維持できる時間が確実に短くなっているということです。
若い頃は、夜通し企画書を書いたり、資料を作り直したりと、無理をすれば何とか形になっていました。あの頃は体力も気力もあり、「やればできる」と本気で思っていました。

しかし今は、仕事の内容が「量」から「質」へと変化しています。
経営判断や方向性を決めるような仕事は、単純に時間をかけたからといって成果が出るわけではありません。むしろ、頭がクリアで、感性が研ぎ澄まされている時間に集中して考えることが大切になりました。

ですから、僕はできるだけ頭をフレッシュに保てるようにしています。
本を読んだり、美しいものを見たり、人と会って話したり。意図的に刺激を受けるようにしています。そうすることで、脳が錆びつかず、柔軟な発想を保てる気がします。

ちなみに、僕が一番頭が働くのは出勤してから朝礼までの時間です。
電話も鳴らず、誰からも話しかけられないこの短い時間に、考えを整理したり、今日の優先順位を決めたりします。
実はこの時間に、毎日こうしてブログも書いています。頭が一番クリアな時間に自分の考えを言葉にすることは、大切なアウトプットであり、刺激でもあります。思考を文字にすることで、新しい気づきが生まれたり、次の行動のヒントが見つかることもあります。

若い頃のように長時間集中することは難しくなりましたが、短い時間で深く集中する力を磨くことが、今の僕にとってのテーマです。
年齢とともに仕事のスタイルも変わりますが、それを前向きに受け止めていきたいと思います。