今日は4月25日。丸上でも新入社員に初任給が支給されました。

今から27年前、社会人になって初めての給与で、僕は父に一本のペンを贈りました。高価なものではありませんでしたが、「社会人になるまで育ててくれてありがとう」という気持ちを込めた、僕なりの精一杯の贈り物でした。

父はそのペンを本当に大切に使ってくれました。いまはもう他界していますが、そのペンは僕の手元に残っていて、形見となりました。
今でも、大切な書類にサインをするときには、自然とそのペンを使っています。手に取るたびに、あのときの感謝の気持ちと、父の笑顔が蘇ります。

僕は毎年、新入社員に、「初任給は、少しでもこれまで自分を支えてくれた人たちへの恩返しに使ってほしい」と伝えてます。

たとえ小さな贈り物でも、心のこもった“ありがとう”は、きっと一生の記憶に残るものになります。
感謝を形にすること。それは、社会人としての第一歩を、よりあたたかく、力強いものにしてくれると信じています。