本日、NHKの人気番組「サラメシ」が14年の歴史に幕を下ろします。「ランチをのぞけば 人生が見えてくる 働くオトナの昼ごはん」というキャッチフレーズ通り、働く人のランチを通じて、その人の人生や仕事への向き合い方を伝えるというユニークな切り口は、まさに「食」を通したドキュメンタリーでした。

丸上もコロナの真っ只中の2021年に取材を受け、社員一同元気をもらったとても思い入れのある番組です。

番組スタートは2011年、東日本大震災直後のことです。この14年間で、私たちの働き方や価値観は大きく変化しました。自然災害、パンデミックといった社会的な出来事を経る中で、「サラメシ」は一貫して、働く人々の日常に寄り添い、その温かさや厳しさを映し出してきたように思います。

「サラメシ」は終わってしまいますが、その精神はこれからも私たちの中に残り続けます。本日の最終回、しっかりと見届けたいと思います。