日本橋丸上のコーポレートカラーは「赤」に統一されています。この赤色には、実は深いエピソードがあります。振り返ると、2020年の途中までは「藍色」をコーポレートカラーとしていました。この藍色は、当時の東京のイメージカラーを考えた結果、オリンピックのロゴマークから着想を得たものでした。

しかし、2020年に入ってコロナ禍が訪れ、状況が一変しました。その年は創立70周年記念の売出しを新しくなった浜松町館で開催する予定でしたが、暗い雰囲気が漂う時期でもありました。丸上としても各産地やお客様を訪問しながら業界の空気を肌で感じる中で、「情熱と若さで業界に貢献する」という思いを新たにしました。こうした背景から、コーポレートカラーを「真っ赤」に変更したのです。この赤色は、日本の国旗にも使われている色であるため、「東京の問屋」から「全国の問屋」へという未来志向の意味も込めています。

ちょうどその頃、新しいウェブサイトの構築が進んでおり、完成間際で、「おしゃれなミルクティー色」で仕上がる予定でした。しかし、コーポレートカラーを赤に変える決断をしたことで、関係者の皆様には急な変更でご迷惑をおかけしました。それでも、この真っ赤なカラーは、丸上の情熱と挑戦の象徴としてしっかりと根付いています。

今後も、この赤いカラーとともに業界に新しい風を吹き込めるよう邁進してまいります。