昨日は第75期の経営方針説明会を開催しました。その中で一番伝えたかったことは、着物業界の発展のために、わが社が率先して生産性向上の取り組みを行うということでした。

現在、業界では川上、川中、川下、すべての段階で人手不足が明確化してきています。そして、原材料価格の上昇や賃上げ実現など、山積する問題を解決していく必要があります。そのためにも、自分たちの仕事の本質を見極め、守るべきところは守り、効率化できる部分は新しいテクノロジーを実験的に導入していくことが重要です。

来年、僕も着物業界に身を置いてから20年になりますが、これまでは「この業界はアナログだから。」の一言で片付けてきたことも多くありました。

たしかに、ものづくりやお客様との関係においては、人と人の繋がりがとても重要です。しかし、お客様への価値提供につながらない部分での効率化の取り組みは、人手が減ってきた今、選択の一つではなく、絶対に必要なものです。

「全ては顧客のために」という言葉を大切にして、業界が一体となりお客様のための変革をしなければ、残さなければいけない文化も消えてしまうのではないかと懸念しています。

また、自主性も大切です。誰かがいつかやってくれるということはありません。まずは丸上が取り組んでみます。

オープンにできない情報もありますので、あまり深くは書けませんが、75周年を迎える来期は節目の大切な年にしたいと思います。