皆様もご存知かもしれませんが、僕はコンピューターの業界から転職して着物業界に来ました。今日は他業種から来た人間から見た着物業界のいいところを書いてみます。

コンピューターの仕事は、あくまで効率化です。

「この機械を入れると、この作業がいらなくなるから、人を減らせるでしょ?始めはお金かかるけど、人件費考えると結果として安くなるでしょ?資金がなければリース組めば、現金の流れも良くなるでしょ?」

こんな感じの営業ですね。全て理屈の世界です。人間どうしの信用はとても大切ですが、感性という部分は全くないです。

でも着物の場合は、直感的な美しさだったり、センスというところがとても大事です。そして、着物を着る事により、多くの方を美しくしたり、かっこ良くできます。そして、おしゃれな方から見ると着物は、個性を出しやすいですし、無限のコーディネートが可能で、そこをお手伝いする仕事は人間でないとできません。

今週、今年初めて京都に行きましたが、全体的に元気がなかったです。

もう一度業界のいい所を見直してから、課題に取組ことが重要ではないでしょうか?頑張ればまだまだ楽しいと思います。