冷たい風が肌に刺さるようになり、冬の気配を感じる季節になりました。そんな折、娘と一緒に神宮球場に「早慶戦」を観に行ってきました。野球の技術もさることながら、早慶戦は“応援”そのものが魅力のひとつです。名物のコンバットマーチも目の前で見ることができましたし、早稲田が点を取った時に、観客全員で肩を組んで歌う「紺碧の空」を2回歌いました。肩を組む文化に娘は最初驚いていましたが、一体感をとても楽しんでくれたようです。僕自身にとっても、高校一年の学校行事以来、約35年ぶりの早慶戦。娘と共に、どこか自分の青春時代の空気を再び味わえました。

さて、月初に京都にて開催しました「東京染織展」を無事終えることができました。今回で20回目となる京都での展示会。改めまして、ご来場いただいたお客様、そして準備にご協力いただいた仕入先各社の皆さまに、心より御礼申し上げます。
思い返せば初回の京都出展は、荷物の運搬、施工、レイアウト、すべてが手探りのところからのスタートでした。関西、四国、中国地方、九州など西日本のお客様のご来場も決して多くはなく、毎回試行錯誤の連続でした。しかし “京都で開催する” と決め、それに伴って新規訪問や情報発信を増やし続けたことで、少しずつお客様の輪が広がり、今回の三日間は、想像を上回るお客様にお越しいただくことができました。まさに「継続は力なり」を実感した会期となりました。
また今回は新作の、「希空のふりそで」が11月から情報解禁となり、本人投稿に加えて Yahoo!ニュースなど複数のメディアにも取り上げていただくなど、非常にありがたい“追い風”も重なりました。展示会場でも、その話題性を感じる機会が多々ありました。
ただし、展示会はあくまで三日間の出来事です。丸上が75周年という節目を迎えられたのは、派手な一発ではなく、毎日少しずつでも良い方向に進むための地道な積み重ねに他なりません。今回ご来場いただいたお客様にはお約束をしっかり果たし、また、ご都合でお越しいただけなかったお客様にも、変わらず丁寧にご提案を続けてまいります。気を抜くことなく、次のステップへ進んでまいります。
そして、75周年の今年も残りわずかとなりました。来月はいよいよ、丸上名物「決算市」です。これまでの積み重ねとお客様への感謝を胸に、さらに良い展示会となるよう準備を進めてまいります。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。
上達 功
丸上通信 定期購読登録フォーム
上記よりご登録いただいたアドレスに、毎月メールにて「丸上通信PDF版」をお届けします。お客様はもちろん、産地の方、同業者の方など、どなたさまも登録可能ですので、是非ご登録ください。

