日本橋丸上はいよいよ3年ぶりの浅草台東館での呉選会の開催が目前に迫っています。また、今年は3年ぶりの”宣言ない”ゴールデンウィークです。

2年前の今頃は最初の緊急事態宣言の最中で、こんなことを言われていました。

・新型コロナウィルスの収束には数年かかる。
・有効なワクチンが開発され、一定の割合の人が打ち終わらなければ集団免疫は実現しない。
・感染者が増加すると、病床が逼迫して満足な治療が受けられないリスクがある。
・特効薬の開発に数年かかる。
・弱毒化して致死率が下がるまでは普通の生活に戻れない。

結果としてどれも当たっていましたが、データを見るともうこれらはほぼ達成しています。ちなみにトップに掲載したのは、昨日東京都が発表しているデータです。この10日間を合計すると5万人以上の新規陽性者が確認されていますが、現時点の重症者はわずか14人です。東京都は1400万人の人口がありますで、現在の重症者は100万人に1人の計算になります。それにこれだけ陽性者が出ていても、入院者数は1657人しかいません。陽性になっても症状の重い方や基礎疾患のある方しか入院していないことがわかります。つまりすでに2類相当と言われる運用はされていません。また、65歳以上の3回目のワクチン接種は86.9%(4月25日)だそうです。
冷静にこのようなことを見ると、陽性者数は多いものの、すでに病気の意味が変わってきていることがわかります。

一方でこの対処に膨大な税金が使われ続けていることも事実です。そしてそのお金は将来日本国民が負担しなければなりません。本当にこんなこと続けていていいのか疑問を抱きます。

とはいえ、僕たち商売人は商売を続けて、お客様に喜んでいただき、納税することしかできません。自分のできることをしっかりやっていきますが、このような現状分析もしていかないといけないと感じます。