昨日は、若手社員を主な対象としたAI研修を開催しました。

会社としてAIの活用を推進していくにあたり、まずは若い世代がその原動力になってほしいという思いがありました。自由参加の希望者も募ったところ、予想を大幅に上回る人数のメンバーが集まり、社内での関心の高さを肌で感じました。

研修を通じて改めて実感したのは、この数年におけるAIの進化スピードの速さです。これからの時代、道具として使いこなす会社とそうでない会社の差は、歴然としたものになっていくはずです。

ただ、最新のテクノロジーに触れるなかで、僕がもう一つ大切だと感じたのは「使う人の情熱」です。

どんなに優れたツールがあっても、根底にある「お客様に貢献したい」という気持ちや、血の通ったアイデアがなければ、それは無用の長物になってしまいます。現時点ではAIはあくまで、人間の思いを形にしたり、広げたりするための強力な補助具でしかありません。

今週は、管理職向けのアサーション研修と、若手向けのAI研修という、一見すると対極にあるような二つの研修を行いました。しかし、僕のなかではこれらは深くつながっています。

お客様の役に立つアイデアを生むためには、まず相手の気持ちを深く察するコミュニケーションが必要です。そのためにアサーションの文化を取り入れて、社内の対話の質と量を高める。そうして生まれた「誰かのために」という想いを、AIという道具を使って加速させる。そして最後に出した答えを実行に移すのは、やはり人間です。

このサイクルを回せる組織こそが、これからの時代に求められる姿ではないかと考えています。

参加したメンバーは、実際に触れることで今のテクノロジーの凄さを理解できたと思います。次は、それを自分たちの仕事にどう活かし、お客様の喜びに繋げていくか。その「使いこなす力」を、共に高めていきたいと感じました。