おはようございます。東京は朝から雨がすごいです。今年はしっかり雨が降りますね。

さて、いつも僕が気にしていることに、「違いをもたらす違い」というものがあります。どのような時代においても業績を伸ばしている人と、そうでない人があります。そこで、その結果をもたらしている”違い”に注目して、良い結果を出している人の良い部分をまねて改善すると、同じ結果が得られるという考え方です。

例えば大学スポーツの場合はどうでしょうか?僕の考えですと、大学スポーツにおいて結果を左右する一番のポイントは、優秀な選手ではなく、監督だと思っています。理由はどんなに優秀な選手がいたとしても、大学スポーツの場合は4年間でその選手は必ずいなくなります。たまたま優秀な選手が揃った年があってそこそこの結果が出た年があったとしても、それは偶然であり本当に強いチームにはなれません。

リーダーシップのある監督がチームの細かいルールから整備し、基本を徹底し、リクルーティングから選手の育成、チーム理念の徹底を行えば、そのチームは永続的に結果をだします。

そのような考え方に基づき、慶応大学のアメフト部は多額のコストを払いデイビットスタントというハワイ出身のプロコーチを2013年からヘッドコーチに就任させました。デイビットとは私も同じチームで活動したことがありますが、非常に魅力的な監督です。なかなか革新的なことですよね。現時点では、爆発的な結果は出ていませんが、数年後には必ず良い結果が出てくると感じています。(ライバル校の出身者としては負けるわけにはいかないのですが。。)

ちなみに、日本橋丸上でも、「企業理念の徹底をすること」が第一だと考えています。現在の業界のなかでどのような役割を果たすことで着物ユーザー様、小売店様、仕入先様に貢献するのかということを全社員が理解するようにしていきたいと思っています。