おとといは小山に泊まり、昨日ははお客様結城産地研修に同行しました。結城紬はユネスコの世界文化遺産にも登録されているように、技術としては紬の原点を守っている産地だと思います。職人さん達も技術を守り、作品を作っておりました。ただ、職人さんが減っていることもあり、本場結城紬の生産量は着尺のみですと年間で1000反を割っているそうです。

お客様は朝6時30分に集合し、バスで結城までお越しいただきました。産地では湯通し、糸つむぎ、絣くくり、地機織りを見学し、その後結城紬の歴史や特長についての説明をしっかり聞いていただきました。

やはり、前向きな会社は社員教育に力を入れています。これからは商品が良くて、価格が適正なのはあたりまえで、どれだけ人間によるサービスで差別化できるかですね。是非この経験を活かして消費者の方に結城紬の価値を伝えていただければと思います。

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