今朝の日経新聞に出版販売額が前年比5.3%減少し、11年連続で減少しているという記事が載っていました。特に雑誌が売れてないみたいです。どの業界も大変ですね。

確かにここ数年、インターネットの普及やスマホの発達によって、情報はお金を出さなくてもかなりのものが、居ながらにして手に入る時代になりました。出版業界もこれまでの延長線上で本という”モノ”を売るということだけでは消費者の価値観の多様化についていけないのではないでしょうか?

一方、インターネットの問題点は情報が溢れ過ぎていて、本当にその情報が正確なのかの裏付けを取るのが難しいということです。やっぱりお金を出して本を買う理由は、有益な情報を的確にまとめるという価値だと思います。

それと、ふと最近の自分の本の購入パターンを見ると、信頼できるひとから紹介されたり、話された本を買うことが増えてきています。

実店舗がアマゾンのような通販と戦うには、本好きの店員の方のすすめ方というのがポイントになると思います。これは呉服でも言えて消費者の方は、着物好きでいつも着用している人から提案を受けたいということとも繋がります。

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