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今回のテーマは〈付下げ〉。 以前の付下げの格付けは訪問着の少し格下の扱いでしたが、訪問着の使用頻度が少なくなってきたいま、柄付けも華やかになり訪問着に匹敵する程となってきました。 華やかすぎず、砕けすぎず。 帯次第で如何様にも使いこなすことの出来る付下げは、現代に合わせた〈進化した着物〉の姿なのかもしれません。 優しいピンク色に染められた宝尽しに花筏(はないかだ)の模様は、お子様の入卒…
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No.79 今回のテーマは〈付下げ〉。 以前の付下げの格付けは訪問着の少し格下の扱いでしたが、訪問着の使用頻度が少なくなってきたいま、柄付けも華やかになり訪問着に匹敵する程となってきました。 華やかすぎず、砕けすぎず。 帯次第で如何様にも使いこなすことの出来る付下げは、現代に合わせた〈進化した着物〉の姿なのかもしれません。 松は四季を通じて緑を保つ常盤(ときわ)色から、吉祥をあらわす…
今回のテーマは〈付下げ〉。 以前の付下げの格付けは訪問着の少し格下の扱いでしたが、訪問着の使用頻度が少なくなってきたいま、柄付けも華やかになり訪問着に匹敵する程となってきました。 華やかすぎず、砕けすぎず。 帯次第で如何様にも使いこなすことの出来る付下げは、現代に合わせた〈進化した着物〉の姿なのかもしれません。 どっしりとした重たい色合いの付下げには、波と枝垂れ柳。 桜の咲く頃に芽吹…
ラッキーナンバーの7が続く今回は、冬空にもスッキリとお顔の色が明るく見える小紋のスタイリングをご紹介いたします。 紺の濃淡で染め上げられた植物柄の小紋は、地色が薄く明るい印象です。 檜垣模様を大胆にアレンジした大柄の博多帯で、少し色味と躍動感を加えました。 よく生徒さんに「冬に白っぽい色を着るのは良くないでしょうか?」と聞かれます。 薄曇りの続く雲の重たい冬の日差しは、明るい色を落…