問屋橋交番前にファミマがオープンしました。丸上から徒歩30秒ということで、とても便利になりました。

日本橋界隈もマンションが増えたおかげか、コンビニがすごく増えました。現在の日本のコンビニの競争を見ていると、ひどい過当競争だと感じます。

そもそも24時間営業って、本当に必要でしょうか?24時間オープンしていても近在住人の食べ物を消費する量は変わりません。夜中にその地区で1軒だけ開いていたらその店は繁盛するでしょうが、その売上が欲しいために、たくさんのお店が24時間営業をしてコンビニオーナーや経営に負担をかけています。報道によるとコンビニオーナーが夜間に閉めようとしても、本部が許してくれないそうです。そもそも、夜になるとお店が閉まることを知っていれば、消費者は少し早めにお店に行ったり、買いだめをします。それに朝まで我慢することもできます。

また、異常に感じるのは近くに同じブランドのコンビニがオープンしすぎていることです。ドミナント戦略で物流効率などは上がるかもしれませんが、1店舗あたりの売上は当然下がります。実際に東日本橋ではこのようなことから不幸な事件もあったと聞いています。

平成に日本を代表する小売に発展したコンビニですが、これまで消費者に対する便利を提供し続けることで成長してきました。でも、それはコンビニオーナーにかなりの負担をかけて成長するモデルでした。そろそろみんなが幸せになる持続可能な事業にしていく時期です。また、必要以上に便利にするだけではない、次のビジネスモデルも必要ですね。これはコンビニに限った話ではなく、様々な事業がもっと個性を持っていく必要性に迫られているのです。

と言いつつも、僕も一番近くのコンビニを便利に使っています。