現在別館4階の改装を計画中です。きっかけは着物小売店様は大きな流れとして、リアル店舗でしか実現できない体験を提案したり、コミュニティ化して人が集う場所にしていくべきという時代になってきていますが、問屋は今までのままでいいのだろうか?と思ったからです。

コンセプトは、”日本橋の和の多目的スペース”です。その中で目玉にしたいのはちゃんとした茶室を作るというものです。でも現実的には予算も限られてますし、何をどこまでやれば”ちゃんとした茶室”になるかの判断できず困り果てていました。そんな中、東京キモノショーの”ひかりの茶室”でお知り合いになれました、星霜軒の吉森夫妻に相談したところ、快くアドバイスをしてくれる事になりました。

最初は水道橋にある花想容さんのビルの中にある茶室を見学させていただき、実物を拝見しながら茶室の基本をレクチャーいただきました。うーん、奥が深いですねぇ。。勉強になりました。

この写真はその時に撮影したものです。星霜軒の吉森夫妻と花想容中野さん、いつも不動産コンサルタントでお世話になっている鈴木豪一郎さんと、工事をお願いしているセダー建設の若杉さんです。僕には知識はありませんが、こういったメンバーが集まってくれる事は自慢できますね!そういえば以前鈴木さんにこれからはノウハウよりもノウフー(”know who”誰を知ってるか?)の時代だと教えていただきました。

来年には東京オリンピックも開催されますし、日本橋の街も時代もどんどん変わってきてます。具体的なスペースの使い方はこんな風に考えてます。

・丸上の業者向け商品販売会

・産地・メーカー様の東京販売会

・小売店様の東京販売会、お楽しみスペース

・レンタル茶室、レンタルフォトスタジオ(写真撮影がしやすいように板の間のスペースも計画中です)

・日本橋丸上茶道部

・和の研修スペース(例えば異業種経営者向け、「茶道から学ぶ基本マナー」や社員研修など)

・外国人向け本格茶道体験(丸上の近くにホテルが建つようですので)

夢は広がりますね!

今回の体験を通して、素直に”お茶ってかっこいいなー”と感じる事がたくさんありました。お茶、日本文化、着物の素晴らしさ楽しさを体験できるスペースを日本橋に構え、その経験を通じて和の文化に興味を持っていただける方を増やしていきたいと思います。ご期待ください!