2020年の新型コロナウイルスで様々な事が変化していますが、落ち着いてこれまでのデータをまとめてみたいと思います。

・日本での感染者数は6万人を超えて、感染力は非常に強い。また、現在の死亡者数は約1200人。

・新型ウイルスへの特効薬はないが、これまでの患者のデータから対症療法のレベルが上がってきているので、重症化する比率はかなり下がっている。

・2020年2月ごろから始まり、すでに半年以上ウイルス対策をしている。ウイルスの特徴から全てが短期間になくなることは難しく、共存していく必要がある。

・日本を含めアジア圏の致死率は低い。しかし欧米の致死率は非常に高くその原因は特定されていない。また、日本はPCR検査数が少ないという意見もあるが、無症状者を含めると致死率はさらに低下し、通常のインフルエンザと変わらないレベルと想定される。

・お亡くなりになった方は、高齢者、また基礎疾患を持っている方が多い。

・クラスターが起こった事象をみると、ライブハウス、カラオケ、接待を伴う飲食店、合宿所、家族感染、院内感染などが多い。全てマスクを外して濃厚接触する場所である。一方で東京の通勤電車などでは、密になってもマスクをして会話が少なければクラスターは発生していない。また、新幹線や飛行機などの移動によるクラスターは発生していない。

・日本人は手洗い・うがい・消毒やマスクの着用について、ほとんど実施できる。

・2019年に日本人は137万人以上死んでいる。計算すると毎日4000人近くの方が亡くなっている。新型コロナ対策のおかげで、他の病気の治療ができないケースも散見される。

・失業率が1%増えると、年間1800人程度自殺者が増えるというデータがある。このことを考えると命を守るためにも経済活動を維持する事が大切。

・2020年4-6月期の日本のGDPは27.8%下がって、過去最大の落ち込みとなった。特に厳しい業種は観光・宿泊、外食、百貨店、自動車、自動車部品と言われている。一方でEコマース、医療器具、ドラッグストア、スーパーなどの業種は増益していて、全てが悪い訳ではない。また公務員や年金生活者には収入の影響はない。

(まとめ)
このようなデータをみると、経済活動を維持するためには、手洗い・うがい、消毒、マスクの着用などできる感染予防対策をしっかりして、出来るだけ普通の生活をする事が経済活動のためにも大切ではないかと思いました。素人の意見ですが、いかがでしょうか?