昨日は、銀行系シンクタンク主催のセミナーに参加してきました。講師は新幹線の社内販売で、平均的な販売員の約3倍の売上をされるカリスマ販売員の方でした。これまでもテレビや新聞で取り上げられているそうです。

扱う商品も数量も値段も制約されている中で、どんなことをすればそのような結果をだせるのか興味津々でした。

その方が実践しているルールは次の5個です。

①その日のお客様のニーズを予測する。(乗車する時間、曜日、その日の天候などをもとに経験を活かして予測するそうです。)

②それに向けてしっかりとした準備をする。(普通の人の二倍の時間をかけて商品を選定して、ワゴンの展示を考えるそうです。)

③予測が当たっていたか確認する。

④手直しをする。

⑤最後に1日の反省をする。(良かった日も悪かった日も必ずやることが大切です。)

どれも当たり前のことですが、毎日必ず全てをやることがポイントだそうです。仕事に慣れて来たくらいの時に、向上心が薄くなることを注意しなければいけないとお話されてました。うーん、納得ですね。

それとお客様との時間を最大化するために、自分の無駄な持ち時間を減らす努力もされてました。具体的にはお釣りを渡すときにエプロンのポケットに手を入れて、三秒で正確なお釣りを出せるそうです。

そのプロ意識に脱帽しました。なぜそのような考えになったかというと、「自分の人生を精一杯楽しみたい!だから一瞬の出会いを大切にしたい!」という気持ちからだそうです。やっぱり自分からやってる仕事とやらされてる仕事では成果が変わってきますよね。

この話を聞いていると僕たちの仕事でも、もっともっと工夫ができるはずだと気付きました。お客様の気持ちを考えて、考えて、考えて、実行していきたいと思います!