いよいよ来週、第三回「希少夏つむぎ展」を開催します。1月28日(水)・29日(木)の2日間、丸上別館4階・5階の特設会場での開催です。
この企画を準備するたびに実感するのは、全国の織物の生産量が確実に減っているという現実です。産地に足を運ぶたびに、織り手の数が減り、つくれる反数が減り、技術を継ぐ人が少なくなっていることを肌で感じます。
だからこそ、1年かけて全国の産地を回り、織元の匠たちと向き合いながら、一点一点を選び抜いてきました。商品部の大沼さん、荒川さんを中心に、選りすぐりの商品を集めています。今年も多くの方々の力をお借りし、昨年よりさらに充実した内容でお届けいたします。
伝統の技と自然素材が響き合う夏つむぎは、写真や言葉だけでは伝えきれません。実際に手に取り、風合いや存在感を感じていただくことで、その価値がより深く伝わるものだと思います。なお、一部の商品は抽選販売とさせていただきますが、それも希少な織物が持つ現実の一つです。
織物文化を未来に残すために必要なのは、想いだけでなく、役割分担と責任の明確化だと僕は考えています。つくり手、問屋、小売店、それぞれが果たすべき役割を自覚し、責任を持つことではじめて文化は続いていく。日本橋丸上は、責任ある問屋の仕事をこれからも愚直に続けていきます。
希少な夏つむぎが一堂に会するこの機会に、ぜひ会場でその魅力を感じていただけたら嬉しいです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。




