先日の採用セミナーで印象に残った話があります。

いま、従業員300名以下の中小企業で新卒採用ができている企業は、6.5社に1社程度とのことでした。こうした数字だけを聞くと、なかなか厳しい時代だなと感じてしまいます。でも裏を返せば、それだけ多くの企業が採用活動に本気で取り組めていないとも言えます。

だからこそ、10社中1社のポジションになれれば、十分に採用は可能だという前向きな結論に至りました。実際に、僕たちも採用に力を入れていくため、採用専門の業者さんと連携し、専用の特設サイトを立ち上げることにしました。先日、そのための取材にもお越しいただきました。

最近の採用市場の流れを聞いて驚いたのは、求職者は入社した際にどんな仕事をするのか、会社の雰囲気はどんな感じかが伝わらないと、面接にすら来てくれないということです。昔とは情報の透明性が全く違います。

そういった背景もあり、社員が日々の仕事を発信する場として「日本橋仕事手帖」というスタッフブログも始めました。

ただし、情報発信で大事なのは「現実と大きなギャップがないこと」です。どんなに魅力的な内容を発信しても、実際の仕事とあまりにも違えば、入社後に辞めてしまう。そんなことになっては、求職者にとっても会社にとっても良い結果にはなりません。

こうした一連の取り組みを通じて、採用戦略や教育戦略は、これまで以上に経営戦略と深く結びついていると感じます。

なお、丸上では新卒採用だけでなく、経験やスキルを生かして新しい挑戦をしたいという中途採用の方のご応募も受け付けています。着物の世界に少しでも興味がある方は、ぜひ門を叩いていただければと思います。

着物の世界は、人と人との関係性がすべてです。僕たち日本橋丸上は、これからもどんな時代でも、一緒に働ける仲間を探し続けていきたいと思います。