昨日きものの日シンポジウムが開催されました。近藤尚子先生による基調講演に始まり、東京キモノショーの事例紹介。近藤サト様と仙波地域対策官によるきもの対談。最後は養蚕農家、製糸工場、染織作家、近藤サトさん、仙波地域対策官によるパネルディスカッションと盛りだくさんの内容でした。

これだけのコンテンツがあるのであれば、もう少し時間が長かった方がよかったかなという反省はありますが、見応えのある内容でした。また、近藤サトさんのトークの力とインタビュー力はさすがプロだと実感しました。着物業界のためにこのようなイベントを開催いただいた農林水産省の担当者の皆様に感謝申し上げます。

会場ではお着物でご参加された方が本当にたくさんで、嬉しかったです。リアル会場、オンラインとも昨年を大きく上回る人数の方にご参加いただきました。また、この日は農林水産省の有志の方が約70名着物で勤務してくれたそうです。

エンドユーザーや行政の方がすごく着物を応援してくれています。一方で我が業界のアンテナが低かったり、行動力がまだまだ足りないのではないかと反省しました。

次の農林水産省様のイベントとしては、11月25日(土)・26日(日)10時~15時に三番町共用会議所( 旧山縣有朋邸庭園跡・庁舎別館 )が一般公開されます。

当日はガイドツアーの他に、トークイベントやお茶体験会(抹茶)一葉式いけ花四代目家元 粕谷尚弘氏の作品展示が予定されています。お着物でお出かけしてみてはいかがでしょうか?

入場は無料で事前登録は不要です。詳細はこちらを御覧ください。