東京は真夏日が続いていますが、秋分が近づき朝晩はだいぶ涼しくなりました。そこで盛夏の着物の片付けをしています。麻の着物のシワは味だと思うので、いつもはあまり気にしていませんが、今回は能登上布の寝押しにチャレンジしてみました。

初めてやってみて感じたことは、着物の直線裁断で平らにたためる特徴と、布団という寝具の特性を組み合わせて、生地を痛めることなくシワ伸ばしができることに、日本の知恵を感じました。麻や綿の着物には寝押しは効果的だと思います。