本日は青山で「第66回新作博多織展」の審査会に参加します。今日の着物はこの日のために仕立てました、筑前織物様の博多織着尺「切子」です。縦糸本数が多く縦糸の色を含めて三色使用することによって、切子柄の特徴である立体感を出しております。また縦糸の本数が多いので着心地もしなやかです。このタイプの着物は第111回博多織求評会の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しております。幅も広いので男性でも問題なく仕立てられます。

審査会ではどんな新作が出てくるか、今から楽しみです。