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6月のテーマは〈青〉。 そのなかでも海外からジャパンブルーとも呼ばれる藍。 世界最古の染料とも言われて、日本独特の美しさを感じる色でもあります。藍で染めた色も、瓶覗(かめのぞき)、浅葱(あさぎ)、縹(はなだ)、納戸(なんど)、紺(こん)など、染めの回数・濃淡により多くの名前が付けられております。 着物では一年中愛されている藍色ですが、夏の生地に染まるとより一層その清涼感が際立ちます。 …
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萌黄、青竹、木賊、鶸、孔雀緑、みる松葉、青白橡、青磁。 緑の色名を見ると、植物や動物や鉱物など緑豊かな自然から来た色が多く、目にも爽やかな気がします。 改めて色の辞典などを調べてみると、よく見る明るい色だけではなく濃く深い落ち着いた緑色などもあり、改めて緑という色の多彩さを感じました。 癒しや落ち着き、安心やバランス、調和や穏やかさなどが感じられる安定したイメージ。 スタイリン…
萌黄、青竹、木…
桃色、桜色、薔薇色、撫子色、苺色、乙女色、灰桜色、躑躅色。 ふんわり暖かく柔らかく優しい、そんな穏やかな少女の様なイメージのある淡いピンク色。 シャープな強いピンクはモダンで冒険心にあふれた知的な大人の女性のイメージもありますでしょうか? 〈女らしさ〉の代名詞的に使われて来た事もあり着用するには好き嫌いのある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご覧戴きたいのは一言では言い表せない程…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。 幸福…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。 幸福や未来…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。幸福…
「着物一枚に、帯三本」という言葉を聞かれた事も多いと思います。 一枚の着物を帯を変えて着こなす、その時に大事なのは〈着物の上品さでは無いか?〉と考えます。 淡いグレーの付下げの紋様は菱松葉。格調高い模様ながら抽象化してあるので、どの様な帯にも合わせやすいと思います。 今回は優しい色味の唐織の帯と合わせましたが、黒の分量の多い帯なら都会時なシャープさを。 先週の様な白と金の優美な模様の帯…
伸びやかに絡まり合い多方向に葉を繁らせる蔓草。 葉やつるが曲線を描く文様は、古代から世界的に見受けられます。実を抱いた葡萄唐草や咲き誇る牡丹をあしらった牡丹唐草など、吉祥文様としてお慶び事にもお使いいただけます。 色も模様も優しい藤色の付け下げに、シャープさを感じる白い帯。 ぼやけがちなコーディネートを、少し濃い色の小物で引き締めました。 濃淡のみで色数をあまり使わないコーディネートは…
こっくりと濃い地の色に施された大胆な辻が花紋様。散漫になりがちな大きな柄を、スッと横に伸びた更紗模様が纏め上げています。今回は古典的な帯をコーディネートしましたが、明るい黄色やハッキリとした緑色など個性的な帯とも相性が良いので合わせ方次第で幾通りもの姿を表してくれる訪問着です。大人の女性にこそふさわしい、そんなモード感のある着こなしをどうぞ。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/古典辻が花 …
清涼な水色に華やかな洋風の葉模様の訪問着は、瑠璃やターコイズなどの新しい色使いでレストランウエディングやガーデンパーティー等の華やかなお席にお薦めです。あわせる帯もすっきりとシャープな印象の佐賀錦の袋帯を。お若い方には薄桃色やアプリコットなどの優しい帯小物を。少し大人の装いには、白やシルバーで纏めたサラリと品の良い装いもお薦めです。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/訪問着 帯/西村織物…
生命力が強く、春になると他の植物に先駆けてぐんぐん枝を伸ばす柳の木。 その力強い様から吉祥紋様として平安の昔から調度品などにも使われてきました。 その活き活きとした伸びやかな枝垂柳の木を繊細な刺繍で表した訪問着に、桝谷高尾の明るく個性的な印象の唐花柄の本袋帯で新年にふさわしい装いといたしました。身に付ける方や寿がれる方の益々の御多幸を祈ったコーディネートです。 着物スタイリング/吉澤暁子…