カテゴリー
月別アーカイブ
萌黄、青竹、木賊、鶸、孔雀緑、みる松葉、青白橡、青磁。 緑の色名を見ると、植物や動物や鉱物など緑豊かな自然から来た色が多く、目にも爽やかな気がします。 改めて色の辞典などを調べてみると、よく見る明るい色だけではなく濃く深い落ち着いた緑色などもあり、改めて緑という色の多彩さを感じました。 癒しや落ち着き、安心やバランス、調和や穏やかさなどが感じられる安定したイメージ。 スタイリン…
続きを読む
萌黄、青竹、木…
桃色、桜色、薔薇色、撫子色、苺色、乙女色、灰桜色、躑躅色。 ふんわり暖かく柔らかく優しい、そんな穏やかな少女の様なイメージのある淡いピンク色。 シャープな強いピンクはモダンで冒険心にあふれた知的な大人の女性のイメージもありますでしょうか? 〈女らしさ〉の代名詞的に使われて来た事もあり着用するには好き嫌いのある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご覧戴きたいのは一言では言い表せない程…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。 幸福…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。 幸福や未来…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。幸福…
「着物一枚に、帯三本」という言葉を聞かれた事も多いと思います。 一枚の着物を帯を変えて着こなす、その時に大事なのは〈着物の上品さでは無いか?〉と考えます。 淡いグレーの付下げの紋様は菱松葉。格調高い模様ながら抽象化してあるので、どの様な帯にも合わせやすいと思います。 今回は優しい色味の唐織の帯と合わせましたが、黒の分量の多い帯なら都会時なシャープさを。 先週の様な白と金の優美な模様の帯…
伸びやかに絡まり合い多方向に葉を繁らせる蔓草。 葉やつるが曲線を描く文様は、古代から世界的に見受けられます。実を抱いた葡萄唐草や咲き誇る牡丹をあしらった牡丹唐草など、吉祥文様としてお慶び事にもお使いいただけます。 色も模様も優しい藤色の付け下げに、シャープさを感じる白い帯。 ぼやけがちなコーディネートを、少し濃い色の小物で引き締めました。 濃淡のみで色数をあまり使わないコーディネートは…
格調高い菊菱の文様は、甘くなり過ぎず凛とした印象。また爽やかな水色は、どの年代の方にも使っていただきやすい万能色。文様の上に施した(胡粉の)暈しが、その凛とした雰囲気に優しさを加えております。合わせる帯は、繊細な刺繍をたっぷりと施した袋帯。透け感のある蘇州刺繍や相良縫で立体感を出した、これも年齢を選ばないまたスッキリとした魅力的な帯。 格の高い唐組の帯締めと、着物や帯とリンクした紺色を一筋配色し…
冬に向かうこのシーズンだからこそ、魅力的に見える雪の結晶模様の友禅付け下げ。 着物姿でクリスマスパーティーにお出かけいただく際にも、きっと注目の的間違いなしです。 冬の空を思わせる澄んだアイスブルーと、教会の天井画を思わせるアカンサス文様の袋帯。 どちらも洋風のテイストが感じられるので、普段着物を着慣れない方にも楽しんでもらえるコーディネートになったと思います。 着物スタイリング/吉澤…
赤みのあるベージュの地色に道長取りの金彩加工を施した付け下げは、品の良さと共にほんのりした大人の可愛らしさも感じられます。 能装束から柄を写した金彩引箔の本袋帯と合わせて、関西好みのはんなりしたコーディネートに。 帯締めも定番の白系だとぼやけた印象になりがちなので、ほんの少しキリッと濃い色を効かせて引き締める事で。 上品ながらメリハリがきいた都会的な着こなしになります。 着物スタイリ…
嫁入りや雛道具の一つでもある貝桶文様は、縁起の良い吉祥柄になります。 暈し染の雲取柄がふんわりと優しい付け下げは、控えた色味ながら動きがあり仕立てると品の良い華やかさも感じられます。 能の装束を写した吹き寄せ柄を、シックな色で表現した唐織の袋帯と合わせて格調高く。 帯揚げや帯締めも、唐組や刷毛暈し金彩などの格の高いものを選んで戴くと、慶事はもちろん初釜やお稽古事の新年のご挨拶会などにもふさ…