新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年12月の最終営業日、僕にとって忘れられない出来事がありました。社員一同から、会長・社長あてに感謝状が贈られたのです。そこには一人ひとりの想いが込められたメッセージがたくさん添えられており、読んでいて胸が熱くなりました。社長になって今年で15年目になりますが、正直に言って、こんな経験は初めてでした。あまりにうれしくて、お正月の間も家で何度も、何度も読み返してしまいました。社長業というのは、誰からも褒められることのない仕事だと、どこかで思い込んでいた部分があります。それだけに今回の出来事は心に深くしみ、「世の中、捨てたものじゃないな」と感じました。今年一年を頑張る覚悟を、社員からもらった気がしています。
振り返ると、6年前の新型コロナウイルス発生直後は、先がまったく見通せず、不安ばかりの日々でした。「東京には行きたくない。」「東京からは来ないでくれ。」そんな強烈な逆風が丸上にも吹き荒れました。しかし今思えば、この外圧こそが、丸上を変える大きなきっかけになったのだと思います。
この期間に、振袖ブランド戦略の推進、マーケティング室の開設、社員教育制度の整備、バックオフィスの効率化、お客様とのタッチポイントの改善など、少しずつですがやるべきことを積み重ねてきました。その結果、2025年には、どうにかコロナ前の売上を超えるところまで辿り着くことができました。まさに「ピンチはチャンス」です。
現在、丸上が特に力を入れているのが「採用」と「育成」です。正社員約50名の会社ですが、2021年以降14名(中途3名・新卒・第二新卒11名)を採用し、昨年末時点で離職者ゼロを継続しています。和装業界に限らず人手不足が続く中、業界の未来を支えるのは人財だと強く感じています。
こうしたこれまでの取り組みについて、2月10日(火)に農林水産省講堂で開催される「和文化シンポジウム」にて、僕がスピーカーとしてお話しすることになりました。着物のほか、お茶・畳・お花の各団体も参加され、業界を超えた気づきの多いイベントになると思います。参加は無料ですので、ぜひご参加ください。お申込みは2月2日まで、紙面のQRコードよりお願いいたします。
チラシ→ 和文化シンポジウム(農林水産省)
上達 功
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