昨日は銀行の講演会で、あの「嫌われる勇気」を書かれた岸見一郎先生のお話を聞く機会がありました。僕も「嫌われる勇気」を読んでいたので、内容をよく理解することが出来ました。

岸見先生はアドラー心理学の第一人者です。アドラー心理学では「全ては対人関係が悩みの原因である」とされています。

そして、会社であれ家庭であれ感情的に叱る事はしてはいけないそうです。その理由はそのような事が続くと子供や部下は叱られないようにする事の優先順位を上げてしまうからだそうです。たまに頭に来るとどこかの議員さんのように叫びたくなる事もありますが、上司としては毅然とした態度を取る事が正解です。

それと、勇気と臆病は伝染するそうです。部下は上司をよく見ていて、結局上司が向き合うべき課題に勇敢に立ち向かい続ける事ができるかで、組織の結果が異なるそうです。僕も向き合うべき課題がたくさんありますが、ひとつひとつ諦めずにしっかり対処していきたいと思いました。