日本橋丸上ではGoogle Workspaceを活用しているため、業務用端末としてChromebookとの相性がよく、社内でも一部導入しています。今回はモバイル用として「Lenovo Chromebook Duet 11」を試しに購入してみました。​

実際に使ってみた感想を簡単にまとめてみます。​

まず、処理速度は快適です。ChromeOS自体が軽量なうえ、この機種はメモリが8GBあるため、ブラウザ中心の業務には十分なパフォーマンスを発揮してくれます。重量も1kgを切っており、コンパクトで出張にも最適です。意外だったのは、キーボードの打鍵感がしっかりしていて、タイピングがしやすい点でした。​

一方で、少し気になった点もあります。​

ノートパソコンとして使用する場合は、画面をフリップさせて支える仕様のため、奥行きのある机が必要です。たとえば新幹線のテーブルでは少し長さが足りず、キーボードを手前にはみ出す形で使うことになります。また、端子がUSB Type-Cが2つだけなので、外部機器の接続やプレゼン時には制限があります。​

タブレットとしても使えますが、やはりiPadのような専用機に比べると操作感では劣ります。​

とはいえ、今回はタイムセールで5万円代前半で購入できましたので、価格を考えると非常にコストパフォーマンスの高い一台だと思います。Google Workspaceを中心に使う方や、持ち運びを重視したい方にはおすすめできる端末です。