2月17日(月)、農林水産省主催の「和文化シンポジウム」が農林水産省講堂で開催されます。今回のテーマの一つは、「和文化をどのように海外に発信しているか」です。
和文化は、い草(畳)、茶、花き(いけばな)、蚕糸(絹)といった日本各地の農産物と密接に結びついています。これらの文化を海外にどのように提案し、広めていくかは、僕たち和装業界にとっても非常に重要なテーマです。
また、今後AIの進化によって、これまで以上に時間が生まれるはずです。効率化が進めば進むほど、文化の価値はさらに高まると思います。そうした中で、日本の文化を世界に伝え、新たな市場を創造していくことは、僕たちにとって大きな使命でもあります。
シンポジウムでは、以下のような登壇者による事例紹介が予定されています。
- 畳:「海外で畳が増えている?~畳市場・創造への挑戦」(内藤誠治氏)
- 茶:「日本茶エバンジェリストの現状」(松本靖治氏)
- 花:「海外から、いけばなを見直してみる」(粕谷尚弘氏)
- 着物:「横浜で着物文化の魅力発信を考える」(山口洋文氏)
また、基調講演では、日本茶の海外需要拡大の背景について、日本茶輸出促進協議会の佐塚高氏が登壇予定です。最後には、登壇者によるパネルディスカッションも行われます。
参加費は無料ですが、事前登録制となっており、申込締切は2月12日(水)17:00までです。ご興味のある方は、以下のリンクより詳細を確認してください。
和文化シンポジウム詳細
申し込みは以下のフォームから可能です。
申し込みフォーム
和文化の海外展開に関心のある方にとって、貴重な学びの機会になると思います。僕自身も、着物業界の一員として、大いに関心を持っています。