今週末、新しいルールに基づいて開催される全日本大学アメリカンフットボール選手権の準々決勝が行われました。母校である早稲田大学BIG BEARSも出場し、関西大学との激戦を制して見事準決勝進出を果たしました。最後まで目が離せない、本当に素晴らしい試合でした。

試合は「アメフトライブ」という配信チャンネルで観戦しましたが、驚いたのは、大学の試合だけでなく、社会人リーグの試合なども多数オンラインでリアルタイム配信されているということ。僕が学生時代に夢中になっていた頃には想像もできなかったことで、テクノロジーの進化を実感しました。

こうした「いつでもどこでも見られる」時代は、視聴者が自分の好みに応じたコンテンツを選び取る一方で、オールドメディアの存在感が薄れていく流れを象徴していると言えるでしょう。テレビや新聞で情報を受動的に得る時代から、視聴者が能動的に情報を選ぶ時代へと移り変わっています。

だからこそ、僕たち一人ひとりが「何を見るか」「どう考えるか」を意識的に選び取ることが求められているように感じます。情報は手軽に手に入るようになりましたが、それをどう咀嚼し、自分の考えとして落とし込むかが重要です。

仕事や日常生活においても、この「選ぶ力」「考える力」がますます大切になっていくでしょう。この新しい時代に、自分の価値観や軸を改めて見つめ直すきっかけになればと思います。