昨日小学生の娘から、「阪神の”アレ”ってなんなの?」と聞かれました。公共放送であるNHKでも優勝のことを”アレ”と表現していたそうです。調べると岡田監督がオリックスの監督時代に、優勝を意識させすぎないように”アレ”という言葉を使ったのが始まりだそうです。さらに、今シーズンのチームスローガンも”A.R.E(『Aim』、『Respect』、『Empower』)にされました。各メディアも共通して”アレ”を使うのは、とても面白かったですが、子供には理解しにくかったようです。

しかし、日本のプロ野球も変わりました。阪神が優勝を決めた試合の対戦相手はジャイアンツでした。昔は巨人戦は毎試合ゴールデンタイムで放送していたのに、昨日はBS朝日で西武対ソフトバンクの枠にこの試合を無理やり入れて、緊急二元中継することで放送していました。

かといってプロ野球の人気が落ちているわけではなく、観客動員数はコロナ前の2019年に過去最高を更新しています。コロナが明けて、今後も球場というリアルな空間で野球を楽しむ人はもっと増えるのではないでしょうか。プロ野球もエンターテイメントとしてかなり進化しています。